最近の気になること 〜爪・指先は大事〜

副作用

こんにちは、初めまして。SAKURAと申します。私は左胸全摘出手術・抗がん剤(FEC療法・ドセタキセル)治療を行い、現在はHER2タンパクが標的の投薬を行っています。

2022年の冬、当時33歳で左乳頭から突如出血し、検査をすることになりました。結果は、両胸に良性腫瘍が見つかり、経過観察となりました。その翌年、定期検診で左胸の良性腫瘍が乳がんに変異してました。(ステージⅡA)

私の体験談が、少しでも多くの方の希望につながればと願い、このブログを綴っていきます。

心で感じたことをそのまま伝えていきます。

どうぞ、ごゆっくりしていってください。

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最近の副作用〜指先の痛み〜

指先に走る痛みが地味に身体にダメージを与えていきます。イメージで言うと、何度も繰り返してネイルをした爪先です。ネイルされた方はイメージつくと思います。キレイにデザインできるように何度も削られた爪先のような感覚です。

爪が弱っているので、中の皮膚にダメージが入りやすく、力を入れたり、物を開けようとしたりするととても痛いのです。実際に、内出血のような跡もあります。

先日、飲料水のペットボトルがドラックストアで51円ととっても安かったので購入したのですが、これがまた蓋が硬くてなかなか開けられないんです。

洋服で滑らないようにしてみたり、歯で噛んでみたり。笑

力を入れると指先に痛みが走ります。

水はすぐそこにあるのに飲めない。切ない気分を味わいました。

痛みと上手に付き合うために

今までは我慢できたし、生活に支障がなかったので、主治医の先生には特に伝えていませんでした。ですが、流石に、ペットボトルの蓋が開けられない、今まで普通に開けられてた掃除機の蓋が開けられないくらいの痛みが続くので、伝えてました。

今回処方していただいた薬がこちらです。

・メチコバール

・漢方薬「牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)」

メチコバール

錠内の有効成分であるメコバラミンは傷ついた末梢神経を修復して、しびれ、痛みなどを改善してくれます。整形外科疾患や神経・筋疾患の領域で、しびれや痛みの改善の治療に用いられている薬です。

牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)

漢方製剤である「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」は、筋肉や骨に栄養分を与え、水分代謝を促進する「八味地黄丸(はちみじおうがん)」に、さらに生薬を加えた処方です。この製剤は、尿量減少や腰痛、下肢のむくみなどの症状に効果があります。特に足腰の痛みやしびれ、排尿トラブルなどがある方におすすめの製剤とされています。

漢方医学では、重だるさやうっとうしい痛み、慢性的な痛みは、筋肉や骨に栄養分が不足し、「気」「血」のめぐりが悪くなることから引き起こされると考えられています。また、冷えや「水」の滞りも痛みを強める要因とされています。こうした痛みに対処するためには、栄養分を補給し、体を温めることが重要だそうです。

要は、栄養が行き届いていないので、痺れやむくみが発生してそれが痛みの原因になっているのかな?めぐりをよくして改善していこうという漢方のようです。

1日3回、朝昼晩と飲み続けて、少しでも良くなって欲しいと願います。

普通にできることのありがたさ

自分が病気になり、今まで当たり前にできていたことができなくなりました。この状況になって「できることのありがたさ」を身に沁みて感じています。

今までの「普通」が、病気になると「特別」になる。

私たちの身の回りには普通にあるけども、特別なモノ、コト、に溢れているんだということに気づかせてもらいました。ありがたみを感じて、感謝が芽生えてきます。

ほんとうにありがとうございます。です。

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