私の治療について〜ドセタキセル療法〜

乳がん

こんにちは、初めまして。SAKURAと申します。私は左胸の全摘出手術を行い、現在は薬物療法(FEC療法・ドセタキセル療法)を行っています。

2022年の冬、当時33歳で左乳頭から突如出血し、検査をすることになりました。結果は、両胸に良性腫瘍が見つかり、経過観察となりました。その翌年、定期検診で左胸の良性腫瘍が乳がんに変異してました。(ステージⅡA)

私の体験談が、少しでも多くの方の希望につながればと願い、このブログを綴っていきます。

心で感じたことをそのまま伝えていきます。

どうぞ、ごゆっくりしていってください。

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23年9月13日から始まった薬物療法

今回は、薬物療法(抗がん剤治療)について記録しようと思います。私の受けた治療は、乳がんの代表的な治療法です。私の場合、手術を行い、術中の検査で微小転移があったため、薬物投与していく計画となりました。(場合によっては、術前に投与を行い、がん細胞を小さくしてから摘出することもあるそうです。)

前半の抗がん剤「FEC療法」が終了し、「ドセタキセル療法」に移行しました。と同時に、HER2たんぱくが多いため「パージェタ」「トラスヅズマブ(ハーセプチン)」の投与も始まりました。

ドセタキセル療法

ドセタキセルは「タキサン系抗がん剤」として知られるグループに属しています。この薬は、ヨーロッパイチイという樹木の針葉から取り出した成分を原料として作られています。がん細胞の分裂に関わる微小管と呼ばれる構造に作用してがん細胞の増殖を抑制します。ドセタキセルは世界各国で広く使用されており、日本でもさまざまながんの治療に利用されています。
乳がん・非小細胞肺がん・胃がん・頭頸部がん・卵巣がん・食道がん・子宮体がん・前立腺がん

この薬は、点滴静注によって投与されます。投与時間は通常1時間以上かかるため、治療室で静かに点滴を受けます。サイクルとしては、通常3〜4週間に1回の投与を繰り返します。私の場合は、3週間に1回の投与を行なっており、投与時間は少しずつ短くなっています。(それでも1時間くらい)

ヨーロッパイチイってどんな植物?

ヨーロッパイチイ

イチイは日本全国どこでも見ることが出来る常緑針葉樹です。「イチイ=一位」から、縁起の良い木と言われているので、庭先に植えているご家庭も多いです。地域によっては、あぶらぎ・おんこ・あかぎ・しゃくのきなどと呼ばれているようです。

主な副作用はこちらです。 

【副作用が激減する方法】を実践したことによって、前半の治療に比べてとても軽くすんで日常生活は快適でした。ですが、1つだけ挙げるとしたら、『味覚の変化』がしばらく続いたような感覚です。塩味が強く感じるので料理の味付けがよくわからないでした。そのほかには、年末年始で、風邪のような症状を拗らせて横になっていました。
 高熱は、点滴当日かしばらく経ってから発症するのか人によって様々だそうです。ですが、1度出てしまえば落ち着くと主治医が教えてくれました。私の場合は、38℃までとは行きませんが、37.5℃の熱が点滴当日、年末年始と出てました。(1回きりじゃない)

主な副作用の発現時期

残り1回。次回は2月21日

ようやく、あと1回で抗がん剤治療の終わりを迎えます。今、私の体内ではがん細胞さんはどのように変化しているのでしょうか?気になります。
ドセタキセルと並行して行っている「パージェタ」「トラスヅズマブ(ハーセプチン)」については、また改めてまとめます。

少しでも抗がん剤の副作用が軽減するように

前半の抗がん剤「FEC療法」を行っている時は、【副作用が激減する方法】を知らなくて、1回目より2回目、2回目より3回目とどんどん副作用が現れるようになっていました。帰宅してからの10日間は本当に辛く、泣きながら耐えてました。点滴4回目の時には、点滴を行う病棟に入るだけで、嗚咽し、薬品が届くまでの待ち時間の時には涙が止まらなかったです。

その時、担当の看護師さんは優しく「うん、うん」と聞いててくださり救われたのを覚えています。

母からプレゼントしてもらったタオルで目を覆い、「早く時が流れろ!」と唱えながら、点滴を行いました。

こんな思いは他の人にはしてほしくないです。なので、当ブログ 副作用(気持ち悪さ)が激減する方法 はぜひとも参考にしてくださいね。

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