こんにちは、初めまして。SAKURAと申します。
33歳の冬、左乳頭から突如出血し、検査をすることになりました。結果は、両胸に良性腫瘍が見つかり、経過観察となりました。その翌年、左胸の良性腫瘍が乳がんに変異してました。(ステージⅡA)
左胸は全摘出手術を行い、現在は抗がん剤治療を行っています。私の体験談が、少しでも多くの方の希望につながればと願い、このブログを綴っていきます。
心で感じたことをそのまま伝えていきます。
どうぞ、ごゆっくりしていってください。
抗がん剤治療=「医療用ウィッグ」の購入
抗がん剤治療が始まる時に、主治医から準備してくださいと伝えられる『ウィッグ』です。皆さんはどこで購入しましたか?
有名なのは、アデランスやレディススヴェンソン、アンベリール、Raffine(ラフィーヌ)など挙げられますが、なかなかの金額になりますよね。
私が選んだのは、ブライトララというブランドでした。上記のブランドよりはお手頃で購入することができました。
購入したけど、いまいち。可愛くないウィッグ
購入してみたものの、見た目がどうも気に入りませんでした。注文した時は、「やっと可愛いもの見つけられた」と喜べました。実際に届き、つけた瞬間、「ザ、カツラ」とわかってしまう状態でした。
抗がん剤治療が始まり、あっという間に脱毛したことは、ショックはショックでした。しかし、それよりもウィッグをつけた時の方が数倍もショックでした。なぜなら、写真のように頭の上に被った感じが強く、「病気になった」ということをありありと感じてしまったからです。
before(カット前)
箱にしまい、2度と被ることはないと思いました。ですが、せっかく購入したので、なんとかできないかと思っていたところ、
ある人をご紹介していただけたのです。
やっと予約が取れた。医療美容師さんとの再会
ご紹介してもらった、そして再会を果たすことができたのが、東京都八王子で医療美容サロンillumiere(イルミエール)を経営されている医療美容師の尾熊さんです。
医療美容とは・・・
医療美容サロンillumiere(イルミエール)HPより https://home.tsuku2.jp/aboutUs.php?scd=0000040930
[病気や怪我、又は先天的な容姿の問題から生じる精神的な苦痛を和らげる為の美容技術]を言います。
脱毛や薄毛、縮毛といった髪の御悩みを抱えていらっしゃる方に生じるストレスを少しでも軽減出来るよう、医療美容師の資格を取得した医療美容師が、以下のような施術を行います。
・カウンセリング
・ウイッグカット
・脱毛前後の自毛のカット
・頭皮洗浄
・ヘッドスパ
大人気の医療美容サロンのため、予約を取るのに1ヶ月以上先になりました。
当日は、購入したブライトララ医療用ウィッグを持参し、実際に被った状態で顔のパーツに合わせて、どこをカットをしたら良いのか計算しながら、カットしてくれました。
after(カット後)
人工毛のため、ツヤ感でウィッグ感は抜けないにしても、すごく自然な感じに整えてもらうことができました。感激です。
どうして、がんになってんだろう?
ウィッグカットの他にも、がんについてのお話をはじめ、様々なお話を聞くことができました。
・なぜ、がんになってのか。どうして乳がんなの?
・「がん」という名前の由来
・抗がん剤の副作用(気持ち悪い)がなくなる方法
・量子力学について
・思考と身体の求める「モノ」を一致させる方法
尾熊さんとの会話の中で、自分の思考が整理することができ、とても充実した時間となりました。また次回の予約が楽しみです。
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